スタッフブログ
2020.03.23
お店や会社の看板やチラシを作りたくて、デザイン会社などに相談したら「ロゴのaiデータ」「illustratorデータ」はないか?と聞かれることが多いとおもいます。
「ロゴのaiデータ」「illustratorデータ」って、なじみがないとわからないファイル形式だと思いますが、あると制作物がきれいに仕上がります。チラシや、ロゴ、看板などあらゆる印刷物から、HPなど、様々なビジュアル面の制作に使われているソフトのデータです。デザイナーがロゴを作るときはだいたいこのソフトで作っています。(手書きなどの場合はないかもしれませんが・・・)
以前、ロゴのファイル形式について書きました。
今回もう少し、どうしてaiだときれいに仕上がるの?
JPGなど画像だと編集に制限がでるかもしれないってどういうこと?
というところを挙げてみます。
アドビillustratorというソフトで作られたファイルです。
看板やチラシなど制作するとき使うソフトで、きれいに印刷できるファイルです。
その理由はどこにあるか見てみましょう。
aiファイルは、ベジェ線という線で描かれたファイルです。
写真は、細かい色の点がたくさん集まって、一枚の画像を表しています。
上の画像はこのサイズでみるとあまり変わらないですね。
拡大してみましょう。
上の画像は、境界線が、ギザギザしていますね。
これは「JPG・PNG」などの画像を拡大しています。画像は、拡大しすぎてしまうと、ギザギザしてしまうのです。
小さく描いたものを無理やり大きく引き伸ばしているイメージです。
ですが、、、
下の画像は、境界線がすっきりしています。アドビillustratorで描かれた「ai・eps」ファイルは、ベジェ線という線でかかれているので、拡大してもきれいに見えます。ペンで描いたものを、大きく描きなおすイメージです。
また、JPG・PNGは、写真のような画像です。
JPGの場合、ロゴの色や背景色を変更することが難しい場合があります。
デザインによるので、相談ください。
PNGの場合、透明色が使える画像ファイル形式なので、背景色を変えるのは問題はないかもしれないです。(背景が透明のデータであれば)
上はPNGで下はJPGのロゴの画像を使った場合のイメージです。
上は背景の空が見えています。下はロゴの周りが白い画像データなので、背景の空は見えません。
このように、写真の様な画像データのロゴでは、編集できる範囲が狭まります。
しかし、デザインでなんとかできる場合もあります。
illustratorという描画ソフト(様々な印刷物はこのソフトで作られることが多い)で開けて、ベジェ線という線で編集できます。
拡張子はai・illustratorで保存したeps・pdfです。
こちらだと、
☑きれいなロゴが印刷可能です。
☑背景、デザインによって色など編集も可能です。
PNG・JPGなど写真の様な画像データだと(スキャンやHPから画像を引っ張ってきたりしたときにある形式)
☑制作するものの大きさ、ロゴの大きさにより、ぼやけた仕上がりになってしまうかも・・・
☑背景色がロゴのデータの色に縛られる、ロゴの色を変えたい場合など編集に制限がでるかも・・。
「ロゴのaiデータ」「illustratorデータ」はないか?とお伺いさせていただくのは以上の理由からです。
・・・とはいえ、何とかできる場合、方法もあります。一度ご相談ください。
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